やさしい住まいのヒミツ Secret of Tender House
東昌建設の想いとこだわりを知っていただくための3つの話。
株式会社東昌建設
大阪府泉大津市旭町1-3
TEL 0725-23-0125 お問い合わせはお気軽にどうぞ。
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2×4(ツーバイフォー)とは、アメリカやカナダなど、北米地域で生まれた住宅建設の工法です。北米地域では100年あまりの歴史を誇る工法ですが、日本でも意外に古くから2×4による建築が行われていました。
本国内で最も古い部類に入る2×4の建造物として、札幌の時計台は非常に有名です。この当時はまだまだ日本古来の伝統工法が一般的だったため、2×4は非常に珍しいものでした。1974年には正式に工法として認可され、現在では新規戸建て住宅の約2割が2×4であると言われています。
東昌建設が現在新規に分譲している住まいは、ほぼ全てが2×4です。それは、2×4に多くのメリットがあるからです。特に地震の多い日本においては2×4の持つ高い耐震性能が有効であると考えております。
2×4が持つ最大の長所は、何と言っても建物が頑丈になることです。骨組みという「線」だけでなく、壁という「面」を組み合わせるため、非常に頑丈な構造物になるので耐震性の高い住まいを建設することができます。木造の場合、3階建ての住宅は最近になってようやく増え始めましたが、2×4の場合は100年も前から3〜4階建てを実現していました。しかも、その家には今でも住むことができるのです。
従来の工法が一般的である日本の住まいづくりにおいて、後発的に日本に持ち込まれた2×4には厳しい規制をクリアし続けてきた歴史があります。現在2×4は非常に厳しい基準をクリアしたものとなっており、結果として非常に高品質な工法となりました。
2×4は壁という面を組み合わせているため、気密性が高くなります。気密性が高まることにより、火災が広がるのを食い止めることができます(ファイアーストップ構造)。また、気密性が高いと、同時に防音効果や断熱性も高くなります。断熱性が向上することにより、エアコンの効きも良くなるため、経済的でエコなのです。
2×4は工場で住まいの各部分をつくり、それを現地で組み立てます。ほとんどの工程を現地で作業する従来の工法と異なり、工場において安定した品質の工業製品としてつくられたパーツを組み立てるため、2×4は完成した住まいの品質にばらつきが少ないという特長があります。住まいづくりに時折見られる「当たり外れ」がないことで、お客様に対して安心して住宅を分譲することができるのです。
また、工場でつくられたパーツを現地で組み立てる作業は、ほとんどの場合1日で完了します。これは住宅建設の工期を短縮できるだけでなく、住宅の構造部分が屋外に露出している時間を大幅に短縮することで、長時間にわたって雨ざらしになることを防ぐメリットがあります。